ジャンプフェスタ2021 ONLINE「ドラゴンクエストダイの大冒険魔王軍キャスト座談会」の未公開部分も含めて注目パートを公開!!【前編】

「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」（2020年12月19日（土）20日（日）に開催）メーカーズシアターの「東映アニメーションブース」で配信された「ドラゴンクエストダイの大冒険魔王軍キャスト座談会」は、みなさんご覧になっていただけましたでしょうか？

キャラクターに対する想いや、アフレコの裏話などから、魔王軍メンバーを演じたキャストの皆さんの、『ダイの大冒険』に対する愛を存分に感じていただけたと思います。

「ダイの大冒険ポータルサイト」では、その座談会の一部を文章で掲載！　さらには、映像に収まりきらなかったトークも追加してお届けいたします。映像をご覧になった方も、ご覧になっていないという方も是非ともお読みください。

（上段左から）梶裕貴（ヒュンケル役）、奈良徹（フレイザード役）、岩田光央（ザボエラ役）、前野智昭（クロコダイン役）、（下段左から）速水奨（バラン役）、関智一（ハドラー役）、土師孝也（バーン役）、子安武人（ミストバーン役）

演じているキャラクターの注目ポイント

梶　容姿含めて非常にクールで、どちらかと言えば寡黙なタイプではありますが…実は、すごく熱い部分もあるキャラクターです。ダイとの戦いの中で、彼の中で大きな変化が生まれるのが、現在の見どころかなと思っています。子どもの頃、原作を読んでいたときに、シンプルに「本当にカッコいいキャラクターだな」と感じていました。そんな素敵な役を、時を経て、まさか自分が声優になって実際に演じさせていただけるとは夢にも思っていなかったので…喜びと同時に、緊張感、そして責任感を持って、毎週演じさせていただいております。

前野　クロコダインは、武人の誇りを非常に大事にし、正々堂々というのを心がけています。勇猛果敢ではあるのですが、情けや武人の心得を忘れず、モンスターではありますが非常に人間らしいキャラクターです。六大軍団長の中で一番最初にダイたちと対峙したのですが、そのことが、ゆくゆく彼の心を動かして…。どうなっていくかは、これからの放送を見ていただければと。ヒュンケルと絡むシーンもこの先多いので、そこにも注目していただければ嬉しいなと思います。

奈良　フレイザードは良くも悪くもすごくわかりやすい。良い言い方をするなら一直線で、裏表のないキャラクターです。なので、できるだけいいところを見つけていただけると嬉しいです（笑）。あと、僕実は気にしてなかったんですが、収録のときに関さんから言われて気になるようになっちゃったんですが、フレイザードって炎と氷がくっついてるキャラクターなんですが、「切れ目がどうなってるのかな」っていうところを、ちょっと注目してみていだけると嬉しいかなと思います（笑）。

岩田　ザボエラは、悪のザ・参謀みたいな悪知恵を働かせるキャラクターです。悪役ってほとんど（やったことが）ないので、どこまで悪くいられるかなということに、チャレンジしていきたいなと思っております。

速水　第１話のバランが初めて登場したシーンのあの慟哭から始まりまして。まあ、結局いろいろこう、バラン万丈（波乱万丈）な人生を。ポイントは、（バランの）心に秘めた想いと、この先どうやってドラマの中でバランが絡んでいくのかっていうことをぜひ楽しみにしてほしいと思います。

子安　バーン様のために頑張っております。そりゃもう頑張っております。今は何も言えないですね（キメ顔）。注目されるとちょっと厄介なんです（笑）。

関　最初は偉そうな感じで登場してきたんですが、実はその上にバーン様がいるというのがわかりました。そのうえ、部下たちも一筋縄でいかず、いろいろなことを言ってきますので、間に挟まれたハドラーは中間管理職です。ハドラーも成長していきますので、そこも楽しみにしてもらえたらいいかなと思います。

土師　（悪役を）どうやろうかなって考えたときに、悪い人っていうイメージを僕はあんまり持たないんですよ。自分の信じたことをやっているだけで、結果悪いのかもしれないっていうくらいにしています。だからあまり、小悪党みたいな芝居はしないようにしています。今後どうなるか、楽しみにしていてください。